組合の概要
(構成市町)

 花巻市 北上市 遠野市 西和賀町



(沿 革)

 岩手中部を構成する市町村のごみ処理施設は、花巻地域が平成20年度、北上市が平成18年度、遠野地域が平成19年度に、それぞれの施設の耐用年限(稼動開始後20年経過)を迎えることから、公害のない、清潔で快適な住民生活を維持するため、ごみ処理に関する具体的な施策の準備を進める必要に迫られていました。
 こうした中、国は、平成9年5月28日付け厚生省課長通知衛環第173号「ごみ処理の広域化計画について」において、ごみ排出量の増大等に伴う最終処分場の確保難、リサイクルの必要性の高まり、ダイオキシン対策等の高度な環境保全対策の必要性から、適正なごみ処理を推進するために、今後はごみ処理の広域化が必要であると示しました。
 各都道府県ではこれを受け、ごみ処理の広域化計画の策定を急ぎましたが、岩手県も平成11年3月に「岩手県ごみ処理広域化計画」を策定しました。計画の中で、県は県内を6ブロックに分け、そのうち中部ブロックは県央の9市町村(花巻市、北上市、遠野市、大迫町、石鳥谷町、東和町、湯田町、沢内村、宮守村)で構成することとしました。
 前記のとおり、緊急の課題としてごみ処理の具体的な施策の準備を進める必要に迫られていた中部ブロックの関係市町村は、県の広域化計画に基づき、平成13年度から広域化に関する協議を開始し、平成14年11月に一般廃棄物処理施設の設置を目的とする一部事務組合(岩手中部広域行政組合)を立ちあげました。
 現在は、市町村合併により4市町(花巻市、北上市、遠野市、西和賀町)の構成となっております。


(所在地)

 岩手県北上市和賀町後藤3地割60番地


(組 織)

 ・ 管理者     北上市長    八重樫 浩文
 ・ 副管理者    花巻市長    上田 東一
    (4人)    遠野市長    多田 一彦
          西和賀町長   内記 和彦
          北上市副市長  及川 義明

 ・ 事務局職員   7人


(所掌事務)

 ・ 関係市町の全区域を対象とする一般廃棄物処理計画の策定に関すること。
 ・ 一般廃棄物処理計画に基づいた一般廃棄物処理施設(し尿処理施設を除く。)の設置、管理及び運営に関すること。
 ・ 一般廃棄物の中継運搬に関すること。
 ・ 地域振興施設の設置、管理及び運営に関すること。